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町長からのメッセージ(平成24年1月1日)

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年1月1日更新

迎春

昨年の3月11日の大震災より避難を余儀なくされ、不自由な生活を強いられつつ、新年を迎えました。例年ですと清澄な空気の中、一家団らんでお正月を迎えるはずですが、今年はそれもままならず悔しいお正月となりました。しかしながら、それにめげず豊かなふるさと「なみえ」を振り返り希望を持って前に進んでいきましょう。

今年は、町にとって、厳しい険しい道が続く正念場になると考えます。

昨年末の「ステップ2」の終了宣言により、避難区域の新たな見直しがされます。また、除染の「モデル事業」が本格的に行われ、放射線量の低減化がどの程度効果をもたらすのか、その結果が出ます。それによっては、いつ帰町できるのかもはっきり明示されます。損害賠償も「紛争審査会」の答申がでるでしょう。いずれも、町民の皆さまの思いをしっかりと町としてサポートしてまいります。

さらに、昨年10月から「浪江町復興検討委員会」が開かれており、本年3月には「復興ビジョン」がまとまります。町民アンケートならびにパブリックコメントを参照して、具体性をもって提示できるよう努めます。

今、この稿を書くにあたって、ヨーガの達人である中村天風先生の言葉を思い出しております。先生曰く「新しき計画の成就は、只不撓不屈(ただ、ふとうふくつ)の一心にあり。さらばひたむきに想え、気高く、強く一筋に」とあります。この言葉を肝に命じ、この困難に負けることなきよう、身を引き締めて対処したいと存じます。

結びに、皆さまの要求・要請の実現にむかって国を動かし、東電に猛省を促し、全面賠償させるべく活動していきます。心が痛みますが、皆さま方にとりまして、本年一年がひとつでも幸が多い年になられますようご祈念し、メッセージとします。        

平成24年1月1日
浪江町長 馬場 有