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町長からのメッセージ(平成26年3月)

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年3月1日更新

町民の皆さんへ

 浪江町長 馬 場   有

平成26年3月

二本松事務所から望む安達太良山頂は、まだ雪に覆われ、春を実感するにはまだ時間がかかりそうです。あの震災から、3年の月日が経とうとしています。あらためて、地震・津波で尊い命を奪われた皆さん、過酷な避難生活の中で命を落とされた皆さんに、心から哀悼の誠を捧げる次第です。この3年間は、町の復興計画では「緊急復旧期」と位置づけられていました。目の前の課題にとにかく無我夢中で取り組んだ、あっという間の3年だったような気がします。「明けない夜はない。」と自分自身を鼓舞しながら、職員、NPO、関係機関の皆さんと一緒になんとか乗り切ってまいりました。

昨年の四月以降は、避難指示区域が見直され、ふるさとの再生に向けてスタートを切ることができました。役場本庁舎への担当課の配置、請戸漁港の復旧工事の着手、本格除染の開始など、社会基盤の復旧に向けて着々と作業が進められています。

 また、復旧が完全でない中で、町内での事業再開を決断された事業者の皆さんや、「浪江町の農業・農地を考える会」など、農業や水産業の今後に向けた議論を開始させた皆さんなど、町民の皆さん自身が前に進もうとする動きも出てきており、とても頼もしく感じています。

一方、生活再建の面では、やはり仮設住宅の住環境の改善が喫緊の課題です。町外に整備する復興公営住宅は、ようやく平成26年度中に入居が開始となる見込みであり、希望する町民の皆さんが全て入居できるようしっかりと対応してまいります。これからの3年間は、「復旧実現期」です。平成29年3月の帰町開始を目指し、少しずつ出てきた復興の動きを一層加速させていかなければなりません。そして、復興の動きを見える形にし、町民の皆さん一人ひとりの選択が可能となるよう取り組んでいきたいと考えています。