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町長からのメッセージ(平成25年11月)

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年2月27日更新

町民の皆さんへ

 浪江町長 馬 場   有

 ●平成25年11月

 二本松事務所から見える山々も、次第に秋の色を深めてまいりました。菊人形祭りも最盛期を迎えています。あっという間に終わってしまう中通りの短い秋を過ごしていると、あらためてふるさとの豊かな四季が懐かしく思い出されます。

 震災・原発事故から2年半以上が経ちますが、私たちは依然として過酷な避難生活を強いられています。特に、私たちのくらしの基本となる住環境、中でも仮設住宅の劣悪な環境は、一刻も早くなんとかしなければならない。そのため、国・県にも強く働きかけ、必要な復興公営住宅を早急に確保できるよう取り組んでまいります。

 その上で、広域避難している町民の皆さんの絆をどうやって維持していくか。私はそこがとても難しい課題だと感じています。町としては、南相馬市、いわき市、二本松市の3市に、復興公営住宅を中心として役場の支所機能を設置するなど、県内はもちろん全国各地に離散している皆さんができるだけ集まって、絆を維持しながら安心して生活できる環境をつくっていきたいと考えています。

 このたびの住民意向調査では、皆さんのご協力により、復興公営住宅に関する今の思いを確認させていただきました。可能な限り、皆さんの要望実現のため、今後の取組みに反映していきたいと思います。

しかしながら、「判断できない」という方がたくさんおられました。なかなか先の見通しをお示しすることができず、本当に申し訳なく思っています。復興公営住宅の整備ひとつとっても、自分たちの町内で行なうように全て希望どおりというわけにはいかず、難しい部分があります。しかし、皆さんの判断材料となる情報は、いち早くお届けできるように努力してまいります。

また、県外に避難されている皆さんは、情報入手や行政サービスなどの面で、特にご苦労が多いと思います。原発避難者特例法では、避難先でも一定のサービスを受けられるようになっていますが、実際は市町村によって対応がまちまちです。これまでも、県や国を通じて改善を求めてきたところですが、さらに強く働きかけ、生活再建・生活支援をしてまいります。

日に日に寒さが増してまいりました。くれぐれも、かぜなどひかぬよう、体調管理をお願いいたします。