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平成27年度下半期の話題

浪江町スポーツセンター外観 浪江町スポーツセンター メインアリーナ 浪江町スポーツセンター サブアリーナ

3月末、浪江町地域スポーツセンターが完成しました。バスケットボールコートが2面とれるメインアリーナと、電動式の観客席(494席)も備えたサブアリーナがあります。平成23年、完成まであと2週間というときに東日本大震災に襲われましたが、建物の構造はほとんど被害を受けませんでした。帰町が叶った際、当初の目的通り皆さんが集う公共施設として使用できるよう、設備の修復と完成に向けた工事を進めてきたものです。なお、内部の備品は今年度中に整備する予定です。

大平山霊園のコミュニティ広場

3月18日、町営大平山霊園に併設のコミュニティ広場が完成しました。お墓詣りなどに訪れた方々に憩いの場としてご利用いただけます。

浪江町消防団による一斉捜索

3月11日、浪江町消防団による行方不明者の捜索が請戸地区で行われました。消防団員はこれまで、避難先から参集して定期的に捜索を実施してきましたが、震災発生から5年の区切りを迎え、この日をもって活動を終了することになりました。最終日の捜索には、浪江町防犯指導隊・本宮市消防団の皆さんにもご協力いだだき、総勢約200名が行方不明者の手掛かりを探しました。今後も警察署による捜索は継続されます。

請戸小から黒板を搬出

2月26日、東日本大震災の津波で被災した請戸小学校から、黒板などの搬出を行いました。当時、行方不明者捜索の活動拠点となった教室の黒板には、警察官や自衛隊員の激励メッセージなどが残っていますが、最近では復興に無関係の書き込みも増えていました。町は黒板など18種類の品目を搬出・保管し、今後の保存・活用方法を検討します。

浪江神社での火防祈祷

2月15日、浪江神社にて浪江町消防団による火防祈祷が行われました。1年間の無火災を祈る浪江の伝統行事「裸参り」は、白装束姿の若衆が浪江神社で火防祈祷を行った後、沿道の町民から冷たい水を浴びせられながら目抜き通りを駆け抜けるものでした。東日本大震災後も火防祈祷だけは団員が避難先から参集して続けられています。

取水場の視察 避難指示解除に関する有識者検証委員会

1月22日、浪江町内で「避難指示解除に関する有識者検証委員会」の第5回会合が開かれました。福島第一原発の廃炉作業の進捗や町の防災対策の現況について議論し、町民の皆さんと意見交換したあと、上水道の安全を検証するため、配水場・取水場の視察を行いました。

平成28年浪江町成人式 平成28年浪江町成人式

1月10日、平成28年浪江町成人式が二本松市安達文化ホールで行われました。出席した186人の新成人を代表し、横山遥香(請戸地区)さんが誓いの言葉を述べました。写真は、請戸・幾世橋地区の新成人の皆さんです。

大聖寺の鐘つき

大晦日、浪江町(北幾世橋)の大聖寺で「除夜の鐘」が撞かれました。夜間は立ち入れないため、正午から行われたものです。

原賠審委員による町内視察

12月4日、原子力損害賠償紛争審査会の皆さんが浪江町内を視察し、再開している事業者を訪問するなどしました。浪江町は、原子力損害賠償紛争解決センター(ADR)に対して集団申立てを行い、被害実態に見合っていない現在の慰謝料の増額を求めています。その目的は、原発事故による精神的被害の実態を広く社会に訴え、同じ苦痛が他所で繰り返されないようにすることです。審査会による現地視察はこれが2回目となります。

大平山霊園に完成した公衆トイレ

11月末、町営大平山霊園に公衆トイレが完成しました。多くの年代の方にやさしいバリアフリー設計です。今年3月に完成した霊園には、すでに多くの方がお墓まいりに訪れています。こうした方々が交流できるよう、隣にはコミュニティ広場を造成中です。

十日市にて民俗芸能披露、浦安の舞い 十日市にて民俗芸能披露、南津島のひょっとこ

11月14・15日、「復興なみえ町十日市」が二本松市内で行われました。十日市は浪江最大のお祭りで、震災後も二本松市のご協力を得て開催が続いています。ステージでは、浪江に伝わる民俗芸能が初めて解説付きで披露されました。浪江に30ほどもあったと言われる民俗芸能の保存会は、現在7つが再開し、受け継がれた歌や舞いをこうしたイベントなどで披露しています。

浪江小学校での視察のようす

11月5日、浪江町内で「避難指示解除に関する有識者検証委員会」の第2回会合が行われました。5人の委員の皆さんは、環境省から除染状況の報告、JAEAからは環境動態研究調査などの報告を受け、行政区長さんらと意見交換したあと、現地視察に臨みました。(写真は浪江小学校での除染状況視察の様子)

請戸小とドローン 請戸小で事前調査

10月20日、浪江町立請戸小学校付近で、津波被害の状況をデジタルデータ化するため、上空からドローンを使った撮影が行われました。町は、将来の防災教育などに生かす目的で、請戸地区・棚塩地区の一部でこうした撮影を行っています。また、被災建物の内部も立体データ化して模型や立体映像の制作に利用できるよう、請戸小やマリンパークなみえの中でも事前調査が行われました。

酒田地区で行われた稲刈り

10月13日、酒田地区でコメの収穫が行われました。昨年、震災後初めて町内で作付けが行われた水田で、今年も黄金色に実ったコシヒカリ。放射性物質検査で全量が基準値を大幅に下回った昨年の収穫米は、官庁の食堂や試食会などで提供しました。今年の米は、検査ののち、販売を目指して農協や東大生協などご協力いただける機関と調整中です。

新しい2人の副町長

10月1日付で、2名の新しい副町長が就任しました(写真左:宮口勝美、右:本間茂行)。前副町長の辞任に伴い空席となっていましたが、さまざまな復興関連事業を速やかに進めるため、2名体制で町長のサポートにあたります。


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