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水稲栽培の取組みについて
浪江町では、平成26年度からお米の作付けを再開しています。
平成26年に引き続き、平成27年に収穫されたお米も全量全袋検査により安全が確認されました。
平成27年度 浪江町産のお米は以下の店舗で販売されました。
取扱い店舗(※27年度分は完売しました)
東京大学消費生活協同組合<外部リンク>(外部ページが開きます):
(店頭販売)
・11月30日(月曜日)より、各購買部での販売を開始し、12月中に、およそ450kg分が完売いたしました。
・代表店舗:本郷第2購買部
(住所:東京都文京区本郷7-3-1 TEL:03-3816-3971 営業時間:8時から21時)
(食堂での提供)
・11月30日(月曜日)から12月4日(金曜日)、12月7日(月曜日)から12月11日(金曜日)で、浪江産米を使用したメニューが提供され、連日売り切れでした。
・代表店舗:本郷中央食堂(住所:東京都文京区本郷7-3-1 TEL:03-3469-7147 営業時間:11時から21時)
・駒場食堂2階でも提供されました。
合資会社 旭屋<外部リンク>(外部ページが開きます):
(通信販売)
・11月下旬からインターネットによる通信販売を行い、12月中に、およそ500kg分が完売いたしました。
詳細は旭屋(めんの旭屋)のお米注文ページ<外部リンク>(外部ページが開きます)をご参照ください。
※放射性物質の全量全袋検査で測定下限値(25kg/Bq)未満となったお米(コシヒカリ、精米)がこれらの店舗で販売されました。
全量全袋検査結果
平成27年浪江産 玄米の放射性物質検査結果 (30kg/袋)
検出値 | 測定下限値(25) 未満 | 25から50 | 51から75 | 76から100 | 100超過 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|
袋数 | 198 | ※1 | ※1 | 0 | 0 | 200 |
※食品衛生法の定める基準値(100Bq/kg)以下ですが、検出された原因を調査中です。これらの玄米は市場に流通しません(販売用のお米は、全て25Bq/kg未満のものです)。
全量全袋検査の詳細については、以下のHPをご覧ください。
ふくしまの恵み安全対策協議会<外部リンク>(外部ページが開きます)
水稲栽培の取組み
- 平成25年度から
環境省による農地の除染、吸収抑制対策の実施
農家で構成される復興組合による、除染後の農地の保全管理開始
(吸収抑制剤の散布後、耕うんを行う様子) - 平成26年度
実証栽培の実施
・実施主体:酒田農事復興組合
・栽培面積:約1.3ha
・用水:地下水(放射性物質不検出)
・収穫量:コシヒカリ3,630kg / 天のつぶ3,180kg
・収穫米:全量全袋検査後、東京大学、環境省、経済産業省、東北農政局などでの試食会、関係者への提供、日本酒へ加工。
平成26年産米 全量全袋検査結果 (30kg/袋)
※交差汚染米処理直後の検査袋検出値 測定下限値(25)
未満25から50 51から75 76から100 100超過 計 袋数(コシヒカリ) 120 1(※) 0 0 0 121 袋数(天のつぶ) 106 0 0 0 0 106
(米の収穫の様子)
(環境省での試食会の様子) - 平成27年度
販売を目的とした実証栽培、省力化(直播)実証栽培の実施
・実施主体:酒田農事復興組合
・栽培面積:約1.3ha
・用水:地下水(放射性物質不検出)
・収穫量:コシヒカリ6,000kg
・収穫米:一般販売、農家保有
(全量全袋検査の様子)
(直播された種もみの確認の様子)
河川水を利用した安全性の試験栽培
・実施主体:酒田農事復興組合
・栽培面積:約0.1ha
・用水:請戸川(濁度モニタリング)
・収穫米:放射性物質検査を行い、鋤き込む
(河川水による試験栽培の様子)