大堀相馬焼(おおぼりそうまやき)

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年9月9日更新

大堀相馬焼は、およそ300年の伝統を誇る陶器で26の窯元(内23が組合加入)があり、 昭和53年には通商産業大臣指定の伝統的工芸品に指定された、町を代表する特産品です。

※東日本大震災後の窯元の状況は、こちらのページをご覧ください。

大堀相馬焼の特徴は、

  • 二種類以上の熱膨張の異なる釉薬をかけることによりできる「青ひび」
  • 内側と外側で2つの器を重ねる「二重焼(ふたえやき)」の構造
  • 狩野派の筆法といわれる「走り駒」の絵

にあります。

大堀相馬焼の写真 大堀相馬焼の写真

大堀相馬焼の写真 大堀相馬焼の写真

「青ひび」は、窯だしの際に陶器が外気に触れた瞬間から「ぴーん」という貫入音が鳴り響き、ひび割れが器全体に広がって地模様になります。
「二重焼」は、内側と外側の器の間が離れているため、熱いお茶を入れて手に持っても熱 さが手に伝わりません。
「走り駒」は、熟練された筆使いで一気に描き上げます。
この様に大堀相馬焼は、日用品でありながらも深い味わいのある焼き物として知られています。
また、貫入音は、日常生活に潤いと安らぎを与えてくれる心地よい音として認められ、福島県「ふくしまの音30景」に認定されています。また、5月のゴ-ルデンウィ-クには「大せとまつり」が開催され、大堀民芸会館前に軒を連ねた窯元から、伝統の茶器や現代風の作品が並べられ、県内外の陶芸ファンや家族連れでにぎわいます。

■お問い合わせ先
二本松市にて「陶芸の杜おおぼり 二本松工房」として営業中
大堀相馬焼協同組合
電話:0243-24-8812