【AIロボット製造工場がやってくる】富士コンピュータ(株)と協定式
印刷用ページを表示する 掲載日:2020年12月24日
浪江町で犬型AI介護用コミュニケーションロボット「ふくちゃん」が製造される!
令和2年12月24日、浪江町と富士コンピュータ株式会社は工場立地に関する基本協定を締結した。
同社は、藤橋産業団地でAIを搭載した介護用コミュニケーションロボットを製造する。介護用のAIロボットは、これからの日本で需要の高まる産業であり、同社の製品は浪江町から全国の介護施設や医療現場に供給される。また、同社は南相馬市のロボットテストフィールドにも入居しており、南相馬市との将来的な連携も考えられる。併せて、浪江を拠点とした通信販売事業を展開する予定であり、商材の物流拠点とする計画。
協定式の中で森社長は「日本の戦後の復興と同じように町と一緒に前進していきたい」と熱く語った。
浪江日本ブレーキ(株)の事務所棟を工場、倉庫建屋に改築し、令和3年春頃の操業を目指す。
協定書を交わす森社長(左)と吉田町長
協定書を交わす「ふくちゃん3号」(左)と「うけどん」
(参考)企業概要
企業名:富士コンピュータ株式会社
代表者:代表取締役 森 和明
本社:兵庫県加古川市加古川町稲屋790-1
事業内容:・コンピュータシステム、コンピュータソフト開発と受託・コンピュータ及び関連機器に関する教育指導・相生学院高等学校運営・介護用AIコミュニケーションロボットの製造・通信販売事業