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福島水素エネルギー研究フィールド(Fh2R)が開所しました
”世界最大級” の水素製造能力を有する福島水素エネルギー研究フィールド(通称:Fh2R)が令和2年3月7日に棚塩産業団地内に開所しました。
この施設は国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(Nedo)が整備したもので、東芝エネルギーシステムズ(株)、東北電力(株)、岩谷産業(株)により、出力変動の大きい再生可能エネルギーの電力を最大限利用するとともに、クリーンで低コストな水素製造技術の確立を目指す実証が行われます(令和2年度から旭化成(株)、東北電力ネットワーク(株)も参加)。
「浪江町Co2フリー水素」 は、3月25日(木曜日)に町内を駆け抜けた「東京2020オリンピック聖火リレー」のトーチの燃料として使われたほか、新国立競技場の聖火台の燃料としても活用されます。また、町内での活用も始まっており、令和2年11月に 「道の駅なみえ」 に導入された純水素燃料電池の燃料と活用され、水素で発電した電力を供給すると同時に、発電時に生じた余熱を利用した温水も供給しています。
また、町は「Fh2R」の開所に伴い、環境省が推奨する”2050年までに二酸化炭素の排出を実質ゼロにする”という「ゼロカーボンシティ」を宣言しました。
水素で走る燃料電池自動車を公用車に導入するなど、「浪江産Co2フリー水素」を積極的に活用し「水素社会実現の先駆けとなるまちづくり」に取り組み、”原子力や化石燃料”に頼らない再生可能エネルギーの地産地消を目指しています。
福島水素エネルギー研究フィールドパンフレット [PDFファイル/2.01MB]
<関係団体リンク>
経済産業省(外部サイト)<外部リンク>
国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発(外部サイト<外部リンク>)
東芝エネルギーシステムズ株式会社(外部サイト)<外部リンク>
岩谷産業株式会社(外部サイト)<外部リンク>
東北電力株式会社(外部サイト)<外部リンク>
旭化成(外部サイト)<外部リンク>
東北電力ネットワーク(外部サイト)<外部リンク>