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海を望む高台に、請戸住宅団地が完成
9月29日、請戸地区の高台に整備された「請戸住宅団地」の完成式が行われました。
「請戸住宅団地」は町への早期帰還を希望する人々のために町が整備した災害公営住宅であり、計26戸の木造平屋建てには、10月1日より順次入居が始まっています。
「請戸住宅団地」は、震災で住宅を失った後も「海を身近に感じて生活していきたい」「請戸を離れたくない」という想いに寄り添い、官民合同で完成しました。
帰町された人々が安心して豊かに暮らせるように、住宅の中心に広場スペースを作ったり、住民同士がコミュニケーションしやすい空間をデザインしたりするなど、今後、町が永続的に発展するまちづくりを実現するための先駆けとなることが期待されます。