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令和6年11月「まちの話題」
鮭のモニタリング調査
泉田川漁業協同組合は10~11月、請戸川にそ上する鮭を調べるモニタリング調査を行いました。北幾世橋地区の請戸川で3回に分けて調査を行い、計6匹の鮭がかかりました。
鮭漁は浪江町の秋の風物詩として長年親しまれてきましたが、震災の影響でふ化事業、採捕事業が中断している状況です。鮭漁復活を目指して2024年6月、鮭ふ化施設と採捕付帯施設の工事が着工し、現在建設が進んでいます。施設完成後は稚魚の飼育に取り組み、鮭のそ上回復を目指していきます。
復興海浜緑地(多目的広場) 建築工事の安全祈願祭
11月5日(火)、請戸地区に整備を進めている「復興海浜緑地(多目的広場)」の建築工事安全祈願祭が行われました。
復興海浜緑地は主にパークゴルフ場として町民の交流促進や健康増進などを図るほか、ふれあい広場も設け、地域コミュニティ活動を行う多目的広場として活用される予定です。令和8年3月末の完成に向けて現在整備が進められています。
当日は工事関係者のほか町長、町議会議員などが出席し工事の安全を祈願しました。
にじいろこども園でサツマイモ堀り
11月19日(火)、浪江にじいろこども園近くの畑でサツマイモ堀りが行われました。園児たちは力を合わせて大きなサツマイモを収穫し、後日スイーツにして味わいました。
江藤農林水産大臣に要望書を提出
11月20日(水)、江藤拓農林水産大臣が浜通り地方を訪れ農林水産業の現場を視察しました。浪江町の森林整備(ふくしま森林再生事業)の現場を視察した際には、町内の大部分を占める森林整備に必要な長期的財源の確保などを、山本副町長が要望しました。
十日市祭を開催
浪江町の秋の一大イベント「復興なみえ町十日市祭」が秋桜アリーナ(浪江町地域スポーツセンター)で開催され、2日間で約3万人が来場しました。町の特産品やグルメを販売する露店約100店舗が集った「浪江名店街大露店市」のほか、歌やダンス、伝統芸能、お笑いライブといった多彩なステージイベントが繰り広げられました。
また、ご当地キャラクターステージでは、浪江町のイメージアップキャラクター「うけどん」と、双葉町の「双葉ダルマさん」、二本松市の「菊松くん」、大熊町の「まあちゃん」、連携協定を結んでいる岡山県赤磐市から「あかいわももちゃん」が駆けつけました。
同時開催された「東北五大やきそば」「水素まつり」も大変にぎわいました。