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町が目指す姿の具体的な検討を開始 ~「双葉郡北部の復興拠点」として
平成26年3月に策定した「浪江町復興まちづくり計画」では、町の復興拠点の考え方を示すとともに、「双葉郡北部の復興拠点を担う」ことを目標のひとつに掲げています。
その目標に基づき、浜通りの復興のために浪江町が貢献できることは何かを考え、町が目指す姿を具体的に検討するため、このたび下記の資料を作成しました。
浜通りの再生に向けた 浪江町のあり方 ~双葉郡北部の復興拠点~ [PDFファイル/2.31MB]
この資料に示された検討案は、以下の考え方を基本としています。
- 浪江町のことだけを考えていては真の復興は成り立たない
- 双葉郡、浜通りは複数の自治体が支え合う中で地域が形成されていた
- 復興のためにそれぞれの自治体の強みを生かした役割分担が必要である
具体的には、国の「イノベーション・コースト構想」*に沿った形で、浪江町の強みを再整理し、地域全体の中での浪江町のあり方を考えました。この案に示したような産業や施設を誘致して、町の復興拠点と融合させることを目指すものです。
▽「町の復興拠点」と「双葉郡北部の復興拠点」の関係性全体像
今後、国・県・市町村ほか関係諸機関において検討が進んでいきますが、浪江町としてもこの検討案に基づき、積極的に関与していきます。
*平成26年6月に国がとりまとめた「福島・国際研究産業都市構想(イノベーション・コースト構想)」。浜通りの産業再構築を目指すためのいくつかの「主要プロジェクト」が示されています。