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麻しん(はしか)に気を付けましょう
福島県でも麻しん(はしか)患者が報告されました
2018年6月末に、福島県県南地域において麻しん患者の発生の報告がありました。本県では平成26年以来となります。
麻しんは、感染力が強く空気感染することから、発熱、発疹等の麻しんを疑うような症状があり医療機関を受診する際には、事前に医療機関に電話した上で、医療機関の指示に従って受診してください。
沖縄県で、麻しん(はしか)患者報告数が増加しています
2018年3月、沖縄県内を旅行中の台湾からの旅行客が麻しん(はしか)と診断されたと報告がありました。以降、二次感染例が沖縄県内の広い地域から報告されていることから、引き続き、沖縄県内及び県外での感染拡大が心配されています。
流行地域を訪れる方、流行地域から戻られた方へ
麻しんが流行している地域を訪れる方は、予防接種の実施をお勧めします。麻しんの潜伏期は10から12日間です。 流行地域から戻られた方や麻しん患者と接触のあった方は、発熱、せき、鼻水、目やに、赤い発疹など、麻しんを疑う症状がある場合は、受診前に医療機関へ電話連絡し、麻しんの疑いがあることを伝えたうえで、早めに医療機関を受診してください。
麻しん(はしか)は世界で流行している感染症です
海外にいく方で、麻しんにかかったことが明らかでない場合、渡航前には、麻しんの予防接種歴を母子健康手帳などで確認しましょう。また、2回接種していない場合は予防接種を検討してください。
帰国後には、2週間程度は麻しん発症の可能性も考慮して健康状態(特に、高い熱や全身の発しん、せき、鼻水、目の充血などの症状)に注意しましょう。