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9年ぶりに、請戸漁港で「競り」が再開

請戸漁港1

請戸漁港2 請戸漁港3

4月8日(水)、東日本大震災による津波で甚大な被害を受けた請戸漁港において、9年ぶりに競りが再開されました。

初競りは、昨年10月に請戸漁港内に完成した「請戸荷捌き施設」で行われ、ヒラメやカレイ、ソイなどが次々と競りにかけられました。
施設内には、仲買人や漁業者など、多くの水産業関係者が集まり、競りの掛け声が飛び交うなか、競りの復活を喜ぶ声も混じり、大いににぎわいました。

請戸漁港4 請戸漁港5

現在、請戸周辺海域では試験操業が行われています。これまで水揚げされた魚介類は、相馬市の荷捌き施設に運ばれ競りにかけられていましたが、今回の“競りの再開”を機に、水揚げされた魚は“地元”で競りにかけられるようになります。

震災前、「請戸周辺海域」で獲れたヒラメやカレイなどは、「常磐もの」と呼ばれ、築地市場で高値で取引されていました。今後は、”請戸産”の新鮮な魚介類が「常磐もの」として全国へ流通することも予定されており、浪江の水産業が震災前の姿に戻っていくことが期待されます。

イオン浪江店1 イオン浪江店2

また、同日、町内のイオン浪江店では、競り落とされた「カレイ」や「ソイ」などの鮮魚、それらの刺身や握り寿司などが店頭に並び、町民待望の「常磐もの」が食卓に並ぶ日が訪れました。


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