本文
10年ぶりに、請戸海岸から初日の出を
今年も元旦に「あるけあるけ初日詣大会」が開催されました。
この大会は、1980年から開催されている恒例イベントで、浪江町役場から請戸海岸までの道のりを歩き、初日の出を参拝するものです。震災後は、ゴール地点を「大平山霊園」とする約3キロメートルのコースで、2018年から毎年開催されています。
今年は、震災前と同じ「請戸海岸」をゴール地点とするコースが10年ぶりに復活。
浜辺から初日の出を見ようと、早朝にもかかわらず約300人が集まりました。「道の駅なみえ」から「請戸海岸」まで約5キロメートルの道のりを歩いた参加者は、厚い雲から姿を見せた初日の出の温かい日の光に包まれながら、新年の誓いや震災から10年を迎える町の復興、新型コロナウイルス感染症の終息などを願いました。