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令和6年10月「まちの話題」
浪江駅周辺整備事業がスタート
浪江駅周辺整備事業の起工式が10月21日(月)、整備予定地の権現堂地区で行われました。起工式では、成井祥副町長が「中心市街地全体の再生に向けた大きな足がかりになる」と期待をこめたあいさつを述べました。出席したUR都市機構の石田優理事長や、横山建設株式会社の佐藤祥一社長らとともに、鍬入れを行いました。
この事業は、浪江駅を中心とした約11.6ヘクタールを事業区域とし、建築家・隈研吾さんが設計を手がけました。駅から商業施設までをおおうダイナミックな大屋根「なみえルーフ」や、浪江駅東西自由通路、交流施設、商業施設などを整備し、にぎわいある町づくりを目指します。
さあ行くべ! つしま肉まつりを開催
10月13日(日)、津島地区の恒例行事「つしま肉まつり」が津島支所で昨年に続き開催され、約500人が来場しました。津島にゆかりのある町民や近隣町村から訪れた人たちが、国産和牛のお肉を焼きながら津島の秋を楽しみました。バーベキューのほか、津島の名物「かぼちゃまんじゅう」や「なみえ焼そば」などのグルメの販売、約250年の歴史がある南津島の神楽と田植踊、津島地区の住民らによる演歌やダンスなども披露されました。
津島支所の館内では、津島の記憶を継承するためのパネル展示も行われました。津島地区では町民主催のイベントが定期的に開催されており、地域活性化の取り組みが進んでいます。
米の試験栽培中の末森地区で稲刈り
10月2日(水)、末森地区の特定復興再生拠点区域で稲刈りが行われました。末森地区は現在、米の出荷ができないため、試験栽培で収穫した米の安全性を調べ出荷制限解除を目指しています。末森地区での稲刈りは震災後初めてで、復興組合の皆さんが丁寧に手刈りし、収穫の喜びを分かち合っていました。
伊藤復興大臣へ要望書を提出
10月31日(木)、伊藤忠彦復興大臣が浪江町を来町したのに併せ、吉田栄光町長が町の復興・創生に向けた要望書を提出しました。