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経済産業省に福島県浪江町の桜が植栽されました!

浪江町の桜が経済産業省に植樹されました

2月9日、浪江町と東京農業大学の連携事業によって生育した桜の苗木を経済産業省敷地内に植樹することを記念し、太田経済産業副大臣等による植樹式が開催されました。

1.開催経緯

浪江町では、東日本大震災後、水稲を中心に営農再開の動きが進む中、花卉、タマネギなど新たな農産物の栽培へチャレンジを行ってきました。

桜の苗木もそのチャレンジの成果です。桜は東日本大震災後の大きな課題であった鳥獣害の被害を受けにくいという長所を備えており、生産者の方々は、津波被災地の緑化資材としての活用を目指して、「農業に関する包括連携協定」を締結した東京農業大学の協力のもと、令和元年度から、桜の苗木の生育を開始しました。

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​桜苗木圃場の様子(浪江町苅宿地区にて)

本年1月、約1年間かけて浪江町内の圃場(苅宿地区、西台地区)で生育した約2000本の桜苗木の掘り取りが実施されました。

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​桜苗木の掘り取り作業の様子(浪江町苅宿地区にて)

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桜苗木の掘り取り作業の様子(浪江町西台地区にて)

そして、掘り取られた桜苗木のうち、大漁桜(タイリョウザクラ)など一部の桜苗木が経済産業省の敷地内に植樹されることとなり、今回の植樹を記念し、経済産業省内にて植樹式が開催されました。​

2.植樹式の様子

植樹式では、原子力災害現地対策本部長を務める太田経済産業副大臣から祝辞をいただいた後、太田経済産業副大臣、成井副町長、東京農業大学入江教授の3名が桜苗木の植樹を行いました。また、桜の生育に携わってきた東京農業大学の学生5名が水やりを行いました。

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太田副大臣、成井副町長、入江先生植樹

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​東京農大生による水やりその1

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東京農大生による水やりその2

3.太田原子力災害現地対策本部長・経済産業副大臣によるコメント​

これからこの中庭に浪江町の桜が育っていき、花を咲かせていくこと、大変嬉しく思っております。それを我々が見る度に、福島の復興に対する経済産業省の決意と責任をしっかりと心に留める、そういう桜の木であって欲しいと思います。浪江町についても、特定復興再生拠点区域の避難解除に向けて更に努力をすると共に、新産業の創出や、なりわいの再生などにも、我々全力を注いでまいります。

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​全体写真

4.関連リンク

経済産業省ホームページ

https://www.meti.go.jp/press/2022/02/20230209002/20230209002.html<外部リンク>

(経済産業省ホームページ上においても植樹式の様子が掲載されています。)


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